株式会社サカエは2022年7月9日に創立70周年を迎えました。これもひとえに、お客様やお取引先様、地域の皆様のご支援と、諸先輩方の挑戦と努力の賜物と心から感謝申し上げます。
 1952年、当社は大手電機メーカーの下請け企業としてスタートし、いつか自社製品を開発・製造する会社になりたいという思いで挑戦を続けて参りました。現在、当社の基幹事業は、「ヒーター機器」と「医用・科学機器」です。「ヒーター機器」は、脱炭素社会において電気から熱を発生させるクリーンなデバイスとしてその重要性はさらに高まっていくと期待しています。また「医用・科学機器」では、自社ブランドの糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置「A1c Gearシリーズ」を核に、診断薬も自社ブランドで展開し、今後ますます需要が高まる予防医学分野において確固たるブランドとして発展させていきます。
 私たちはこれからも立ち止まることなく成長し続け、皆様の暮らし、健康、環境に貢献して参ります。当社をお支えくださる全ての皆様に感謝の意を表しますと共に、今後ともご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
代表取締役社長
松本 弘一

栄鋼鉄工業株式会社創立
東京都大田区にて創業した「三栄株式会社」から分離独立し、スチールキャビネット、机、耐火金庫などの製造を開始。
 
 
三栄株式会社の創業時1945年に製造した
商品第一号のオフィス用金庫

境町工場開設(群馬県)
三菱電機製家電製品の板金加工・塗装を開始。

鬼石工場開設(群馬県)
三菱電機製家電製品(電気ストーブ、蓄熱暖房器など)の組み立て作業を開始。
 
 
各種ヒーターを製造する鬼石工場

ワイヤーハーネスの製造開始
 
 
ワイヤーハーネス

事務機器(シュレッダー、ラミネーター)の製造開始
創業社長である松本弘と事務機器メーカー創業社長が同窓だったご縁で、シュレッダー・ラミネーターの製造を開始。

三菱電機の特殊電熱器(シーズヒーター等)の製造部門の移管を受ける
群馬製作所より、シーズヒーター製造部門を継承。1982年は温水器用ヒーター、カーヒーターも継承。その後、ヒーター事業から撤退する松下電気産業など大手電機メーカーからもヒーター事業を継承し、ヒーター事業は当社の基幹事業に成長しました。
 
 
鬼石工場内のヒーター製造現場。
当時移管された製造ラインも活躍中

株式会社サカエに社名変更

医療機器(血液検査機)用部品の製造開始
会社のさらなる成長を目指し、後に自社ブランド第一号につながる医療機器事業に進出しました。

本社を東京都港区新橋に移転

シーズヒーターの直接販売開始
サカエブランドのヒーターとして直接販売を開始。大手家電メーカー各社へ温水器用ヒーターの規格統一を提案し、シェア拡大につながりました。現在、サカエ製の電気温水器用ヒーターのシェアは95%以上です。
 
 
95%以上の圧倒的なシェアがある電気温水器用ヒーター

協和メデックスより、糖尿病検査分析装置「DM-JACK」の開発を受注
1998年には製造を開始し、現在の医用・科学機器事業が本格的にスタートしました。

個人情報保護法施行によりシュレッダー市場が拡大
ダイオキシン問題によりゴミの焼却が禁止されたのに続いて、2005年に個人情報保護法が施行されました。これを機にシュレッダーの需要が一気に高まり、サカエ製造のシュレッダーが国内最大の生産台数となりました。
 
 
シュレッダー生産の最盛期を支えたサカエの第 3工場

糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置「A1c GEAR」、検査試薬の開発・製造・販売を開始
当時、ドイツの大手製薬メーカーが持っていた糖尿病診断の指標であるグリコヘモグロビンA1c検査機器の特許が切れ、さらに糖尿病検査において、血糖値に加えグリコヘモグロビンA1cも診療報酬の対象となりました。この追い風を受けて糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置「A1c GEAR」の開発に着手。自社ブランド第一号となりました。その後、検査装置と試薬を同時に自社内で開発・製造まで行うこととなり、現在の医用・科学機器事業の発展に結びついています。
 
 
自社ブランド第一号の「 A1c GEAR

東京商工会議所「勇気ある経営大賞」において大賞を受賞
自社ブランド第一号の「A1c GEAR」は、東京商工会議所主催の「勇気ある経営大賞」の大賞を受賞するなど市場でも高い評価を得ました。大手海外メーカーが独占していた糖尿病検査のPOCT(Point of Care Testing)市場で約25%のシェアを獲得しています。
 
 
「勇気ある経営大賞」の大賞受賞式

オフィス用シュレッダーの自社ブランド「Shred Gear」の販売を開始
サカエの技術力を結集した自社ブランド第2号としてオフィス用シュレッダー「Shred Gear」の製造・販売を開始しました。
 
 
自社ブランド第 2号のシュレッダー「Shred Gear」

糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置の第2世代「A1c iGear」を発売
 
 
世代の「 A1c iGear

ハイセキュリティシュレッダー「Shred Gear 極美」シリーズを発売
「Shred Gear 極美」は、細断片の寸法がわずか0.7mm×3.5mmという超極小細断を実現したハイセキュリティシュレッダーです。マイナンバー制度の導入を追い風に、数多くのテレビ番組、大手新聞などで紹介され、大きな反響を頂きました。
 
 
数多くのマスコミが来場した「Shred Gear 極美」の記者会見

東平井工場稼働開始
群馬県藤岡市に医用・科学機器事業の核となる東平井工場を取得。2018年からは「A1c iGear Quick」などで使用する専用試薬「メディダスHbA1c」の月産60万本の生産能力を備えた製造ラインを構築し稼働を開始しました。
 
 
医用・科学機器事業の核となっている東平井工場

糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置の最新「A1c iGear Quick」を発売
糖尿病検査用グリコヘモグロビン分析装置として、測定時間の短縮、大幅な小型化と軽量化、省スペース化を実現した新製品「A1c iGear Quick」の販売を開始しました。“予防医学のサカエ”の活躍領域はますます広まり、確実な成長に結びついています。
 

 

第3世代の「A1c iGear Quick」

シュレッダー事業売却

東平井工業団地に新たな工場の建設計画を発表
医用・科学機器事業のさらなる成長を目指し、藤岡市より第2期東平井工業団地の用地を取得しました。
 

 

藤岡市の市長との締結式の模様

創立70周年記念式典&祝賀会を開催しました
OBもお迎えし100余名出席のもと、フレンチフルコースを美味しく頂きながら楽しい時間をすごしました。
社員一同、「世界を豊かにしあわせに」の想いを共有しながら、100周年に向けて邁進して参ります。
 

 


70周年記念旅行に行ってきました
創立70周年記念で、1泊2日で箱根旅行に行ってきました。
晴天に恵まれ、大涌谷・芦ノ湖の海賊船上、三島スカイウォークと何度も美しい富士山が見ることができました。
 

 

三島スカイウォーク前にて
※ 登場する社名は当時のものであり、敬称や株式会社などは省略させていただいています。